白馬村山岳でドローン物流の実証結果

環境省・国土交通省は、非効率な小口輸送を代替しCO2排出量の削減を実現するため、過疎地域等における
小型無人機を使用した荷物配送(ドローン物流)の早期実現を推し進めています。

「過疎地域等における小型無人機を使用した配送実用化推進事業」におけるドローン物流の実証実験のひとつとして
「長野県白馬村の山荘へのドローンによる物資運搬の飛行実験」が2018年10月22日に行われました。

標高1500メートルの八方尾根スキー場の駐車場から約1キロ離れた標高1850メートルの八方池山荘まで、
米や生きているイワナ5匹などの食料品を運び上げ、復路は山荘から空き瓶などのごみを運び下すことに成功しました。

村内の山小屋の多くは荷物輸送をヘリコプターに頼っていますが費用が高額なことが課題でした。
ドローンを補完的に活用していくことを目標に2019年夏からの運用を目指しています。

毎日新聞  食品輸送 最大8キロ、白馬で検証試験/長野
国土交通省 長野県白馬村における検証実験概要
環境省   山間部等でのドローン荷物配送の本格化に向けて ~ドローン物流の検証実験地域を決定~
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