関東地方整備局荒川下流火炎事務所は、「河川上空利用ルール」の策定に向けた実証試験として、荒川上空を複数の大型ドローンが飛行する際に、無人航空機運航管理システム(UTM)を活用した動態管理状況を確認する実験デモを行った。
実証実験は、環境ロボティクス協会(株式会社eロボティクス、株式会社カナモト、株式会社スペースエンターテインメントラボラトリー)、eロボティクス茨城、福島イノベーションコースト構想推進機構(福島ロボットテストフィールド)が共同で実施した。またアイティーテクノロジーデザイン、日本ドローン機構がドローンの運航補助と安全管理を担当した。UTMでは複数のドローンが運航する際に無人航空機の位置を地図上に表示して計画管理するほか、計画範囲から外れるとアラートが表示される。
2023年3月2日、米国Freefly Systems製産業用ドローンALTA-X、国産イームズロボティクス製スマートドローンUAV-E6150、スペースエンターテインメントラボラトリー開発製造の無人水上艇HAMADRORI3000の3機種を使用し、戸田市の荒川上空で同時に飛行している複数機体の情報を東京都北区の荒川下流河川事務所の災害対策室のモニターに表示することに成功。河川上空の航路におけるドローン群体動態管理の有用性を提示した。
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PRTIMES 福島県の無人航空機運行管理システム(UTM)で複数のドローンの動態管理に成功! 国交省地方整備局荒川下流河川事務所 ドローンの実飛行による実証実験 全国初の「河川上空利用ルール」の策定に向けて 建設通信新聞 2023年3月3日版紙面 「荒川下流河川 動態管理を確認 複数ドローン自律飛行」 建通新聞 荒川下流 大型ドローン2機の動態管理実証 時事ドットコム 複数の大型産業用ドローンを同時飛行させた場合の動態管理実証試験 日本工業経済新聞社 荒川下流河川事務所がドローン実証実験を IoT NEWS eロボティクス茨城、荒川下流で複数の産業用ドローンを同時飛行させる実証実験を実施