Jシステム搭載ドローン コンクリート劣化診断試験に参加

2019年12月9日に保全工学研究所と環境ロボティクス協会(日本環境調査研究所、eロボティクス福島、カナモト)は、赤外線カメラ搭載ドローンでトンネル内壁診断の実証試験を行いました。

フォトグラファーの松田秀雄氏にご協力を頂き、精密赤外線カメラや可視カメラなどを含む「赤外線調査トータルサポートシステムJシステム」を産業用大型ドローンALTA8に搭載。福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドに新設されたトンネル試験場で、ドローンを飛行させながらJモニターでテスト用コンクリートパネルの診断を行いました。

その結果、実用的な精度のコンクリート表面温度分布データを取得できており、パネル内部の割れや浮きを検出することができました。

今後は機材の軽量化やペイロードの大きいドローンを使用することで飛行時間の延長も見込まれます。
トンネルだけでなく橋梁や海上建造物の診断調査にも活躍が期待されます。

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