三次元空間情報収集ドローン 高高度隊列飛行試験に参加

2019年12月21日に株式会社東日本計算センターと環境ロボティクス協会(日本環境調査研究所/eロボティクス協会/カナモト)は、ドローンによる高高度の風況調査の実証試験を行いました。

福島県南相馬市の福島ロボットテストフィールドにて、風況センサーとコンピューターを取り付けた産業用大型ドローンALTA-Xを地上から高度1200mまで飛行させて、その高度の風量/温度/湿度等のリアルタイム推移データを取得することができました。

風力発電の風車設置を計画する場合には風況観測を行う鉄塔を建てて実地調査をしますが、ドローンによる風況調査が可能であれば代替が可能です。海上や山岳地帯、広範囲の風況調査が必要な場合には非常に有効な方法です。また大規模火災時の煙、PM2.5などの大気汚染移流、原子力事故の汚染物拡散の調査にも応用ができます。

2020年2月には大型ドローン8機で編隊飛行を行い、広範囲の風況調査を計画しております。

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